Trinitätとは

トリニテートって何?

トリニテートは、帳票利用の様々なシーンでご活用いただける「電子帳票システム」や「帳票設計ツール」からなる総合帳票システムです。メインフレームや、オープンシステム上のUNIXマシン/Windows PCから必要なデータを抽出して帳票用のデータを生成し、ノンプログラミングでの帳票設計を支援、ネットワークで接続されたクライアントPC上で電子帳票の閲覧、検索、印刷することを可能にします。

電子帳票の利点

電子帳票システムって?

様々なコンピュータから印刷していた帳票を、紙のイメージのままパソコン画面に表示し、検索やコピーをすることができるアプリケーションのことです。
電子帳票システムで作成した電子帳票は、紙の帳票を電子化するだけでなく、紙以上の利便性と安全性を付与できます!

電子帳票ではこんなことも・・・
1
1つの帳票を複数の利用者が同時に参照できます。
2
配送が不要なため、ネットワークのつながった拠点であれば、帳票作成が完了次第、即時参照が可能です。
3
電子帳票サーバに帳票データを一元管理可能。紙帳票でありがちな、破損や紛失、情報漏えいのリスクを削減できます。
4
EXCELなどに、簡単に必要な情報をコピーできます。データの転記ミスを防ぎ、2次活用が可能です。
5
多彩な検索機能を使えば、見たいページを即時に検索。業務効率がUPします。

帳票設計ツールの利点

帳票設計ツールって?

印刷用または電子帳票用の帳票レイアウトを設定することができるアプリケーションのことです。
お絵かきソフト感覚で、簡単に罫線情報を設定。また、データ部についてもマウスによるドラッグ&ドロップで手軽に配置。
オープンシステムから出力されたCSVファイルやRDBを元に、簡単な操作で、直観的に帳票レイアウトを設計することを可能にします。

帳票設計ツールではこんなことも・・・
1
ノンプログラミングで帳票作成ができますので、帳票設計にかかっていたコストを大幅に削減することが可能です。
2
帳票設計ツールで作成した帳票設定を利用し、トリニテートの各種ラインナップと組みあせて利用することで、紙帳票/PDF/電子帳票といった様々なアウトプットを出力することができます。
3
QRコード、GS1-128、JAN、カスタマバーコードをはじめとした各種バーコードに対応。バーコード付の請求書なども作成できます。
4
CSVデータの他、データ生成ツールを併用することで、ORACLEやSQLのRDBをインプットとした帳票作成も可能です。

トリニテートで解決できること

以下のような課題を解決することができます。

<電子帳票を利用の場合>

  • 初期費やランニングコストが高いホスト用プリンタを廃止したい。
  • 紙帳票の保管場所がない。
  • 遠距離の拠点でも、速やかに帳票参照ができるようにしたい。
  • ネットワークのつながっていない拠点に、電子帳票を配布し参照できるようにしたい。
  • 帳票を探す手間をなくしたい。

<帳票設計ツールを利用の場合>

  • 取引先ごとの指定請求書を発行したい。
  • 新システムに大量の帳票をできるだけ作業工数をかけずに移行したい。
  • パッケージソフトに組み込みを行い、帳票のメンテナンス作業をユーザーが行えるようにしたい。

<その他>

  • 電子帳票の作成処理をアウトソーシングしたい。
  • PDF帳票の作成をしたい。
  • メールやFAXソフトと連動して、帳票配信を行いたい。

トリニテートの歴史

1993年(H5年)
  • トリニテートV1 リリース。
  • 「帳票業務の概念を革新する電子帳票システムの決定版」のキャッチコピーのもと、電子帳票システムの草分けとして誕生。
1994年(H6年)
  • 日経コンピュータ誌の電子帳票システム特集で、トリニテート製品が掲載される。
1995年(H7年)
  • トリニテートV2 リリース。
  • 自動運用ツール「BookMan」リリース。帳票構築から仕分・配信までを自動運用可能に。
1998年(H10年)
  • トリニテートV3 リリース。
  • 電子帳簿保存法の施行により、電子帳票システムが普及。
1999年(H11年)
  • トリニテートV4 リリース。
  • CD-R書き込みシステム「DiskMan」リリース。帳票のバックアップや拠点配布用に対応。
  • 電子帳簿保存法セミナー開催(東京・大阪)。
2000年(H12年)
  • トリニテートV5 リリース。
  • 「PDF Option」リリース。PDF形式での帳票出力に対応。
  • 自動印刷ツール「Spool Writer」リリース。
  • 導入社数が250社を突破。
2001年(H13年)
  • 自社製DBエンジン「DB-ACE」を開発。独自DBエンジンの開発により、「軽い・シンプル・低価格」というトリニテートの特長を飛躍的に向上。
2002年(H14年)
  • トリニテートV6 リリース。
  • 「Trinität CD」リリース。配布先のPCに“ビューワソフト”がインストールされていなくても参照が可能に。
2003年(H15年)
  • 「Trinität ServerEdition」リリース。電子帳票ファイルをサーバ側で一元管理可能とする参照オプション。検索等の処理をサーバ側で一括して行うため、クライアントの処理負荷を軽減。
    また、通信方式についてもセキュアな独自方式を採用。全国に拠点を持つユーザへの導入も増加。
2004年(H16年)
  • 導入社数 500社を突破。
2005年(H17年)
  • トリニテートV7 リリース。
  • 帳票開発・設計ツール「System5000」リリース。CSVファイルをインプットとし、ワープロソフトや表計算ソフトに近い直感的な操作で、視覚的にイメージどおりの帳票開発が可能に。
    帳票の開発効率が大幅にアップし、開発コストの削減を実現。
  • データ生成ツール「Generator」リリース。複雑なプログラミングを必要とせず、簡単な操作でデータを生成することが可能に。
2009年(H21年)
  • BookManの機能を大幅に拡張。BookManアプリケーションをサービス化し、大規模環境での運用を実現。
2010年(H22年)
  • 「Trinität WebEdition」リリース。
    WEBブラウザ(InternetExplorer)上から電子帳票の閲覧を可能とする参照オプションをリリース。
2012年(H24年)
  • トリニテートV8 リリース。System5000の機能を大幅に拡張。
2016年(H28年)
  • 「System5000Lite」リリース。PDF帳票の簡易作成が可能に。
2019年(R1年)
  • トリニテートV9 リリース。
    画面デザインや色使いをリニューアル、高解像度ディスプレイやマルチモニターに対応。

今後の予定

2025年(R7年)
  • DiskManサポート終了
2029年(R11年)
  • Trinität全製品サポート終了

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